アーティストやデザイナーだけでなく、最近は研究者にとっても増えてきた「展示」の機会。まだまだ、研究成果を机の上に置くだけの方も多いかもしれません。
今回のキャンパス公開でも多くの研究室が展示紹介を行っていますが、S棟ではデザイナーが関わる、二つの展示が開催されます。「Making Make プロトタイプの制作絵巻」はデザインエンジニアリングを専門とする山中研究室のこれまでの研究成果を一堂に会するもので、「はじめての真空展―お弁当から宇宙まで」は、林真空イノベーション基金事業企画室が主催する、真空技術を人々に伝えることを目的としたものです。内容は全く違いますが両展示に共通するのは「研究をわかりやすく、そして美しく見せる」ということ。
今回のセッションでは、これまで何度も展示を主催してきた教授の山中俊治と、はじめての真空展を担当したメンバーが「美しく見せる方法と、その意味」について、これまでの事例などを元に話します。アウトリーチ活動に興味のある研究者の方も、異分野とまたがるデザインを知りたい方も、ぜひお越し頂ければ幸いです。
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